切るということ

Longévité-Bonheur !

切るということ

👉👉👉👉👉 美味し道の講義 皆さん。今日ここで、ひとつの区切りを迎えます。だからこそ、私は皆さんに伝えておきたいことがあります。 一皿を作ることは、自分自身を磨くことです。米を研ぐとき、その白さと一緒に心もまた澄んでいく。魚を切る刃先には、迷いを断ち切る決意が映る。火を操るときは、ただ熱を支配するのではなく、自分の情熱をどう静め、どう高めるかを学ぶものです。 盛り付けは、形を整えるためだけにあるのではありません。自然の調和を映し出し、作り手の心を相手に伝える行為なのです。 美しい料理は目を楽しませます。けれど、料理の美しさは、それ以上に、魂を満たし、心に灯をともしてくれます。皆さんに覚えていてほしいのは、流行や見かけの美しさではなく、その奥にある永遠の美です。 どうか、一椀の味噌汁の中に宇宙を見てください。一粒の米の中に天地の恵みを聴いてください。料理とは、あなたの人生そのもの。そして人生もまた、一つの料理なのです。 最後に、この言葉を皆さんに贈ります。 「美は外にあるのではないし、美は、あなたの眼と心の中に育ち、 これから歩む道を照らす光となる。」 どうか胸に刻み、それぞれの道を歩んでください。 👉👉👉👉👉 竹内寿幸

マテ貝をワインで煮てみました

「寿司とワインの美学」 は、日本の伝統的な鮨とフランスの自然派ワインが織りなす、食の新たな調和を探求するポッドキャストです。素材の持つ力、美しさ、そして文化の背景を尊重しながら、両者の出会いが生み出す芸術的な世界を紐解きます。料理人、ワイン生産者、アーティストたちとの対話を通じて、味わいの奥深さや食の哲学に迫ります。 「本当の美味しさ」とは何でしょうか。それは対象そのものの中にはなく、その奥に秘められた秩序や形、色彩、香り、調和――私たちが「美」と呼ぶすべての要素の中に宿るものです。 「おいしい」は一瞬、心を揺さぶります。しかし「美味しさの真髄」は記憶に刻まれ、魂に残り、やがて人生の哲学となってゆきます。 「おいしい料理」はまず見た目の印象に訴えますが、「料理の美味しさ」とは、素材・技術・精神が深く交わるところから生まれるものです。 人は口に心地よいものに惹かれます。ですが、弟子が学ぶべきは――その背後に潜む真の美を見抜く眼差しなのです。 「おいしいもの」とは、目を捉える姿。「物の美味しさ」とは、心に響き渡る余韻。 生徒の皆さんへ。どうか流行のきらびやかさや表面的な美しさに惑わされず、対象の奥にひそむ「美」を探し続けてください。 この探求こそが、一生涯にわたる学びであり、料理人として、人間としての成熟の源なのです。 私がここでお伝えしたいのは、ただひとつ。「美味しさは対象の中にあるのではなく、あなた自身の眼差しと心の中に育まれるものなのです。」アカデミー美味し道 INSTAGRAM

Gyotaku

ぶどう狩りの最中

🎙️ 👉 👉👉 sauce 「今日はフランス料理を代表するソースのひとつ、ソース・ポワヴラード(sauce poivrade) をご紹介します。 胡椒のピリッとした辛さが心地よく、すっきりとした味わいの素晴らしいソースです。 胡椒には黒、白、そして酢漬けの緑色などいくつかの種類がありますが、今回は乾燥させた黒胡椒と白胡椒に絞って、その魅力を語っていきたいと思います。 シンプルでありながら奥深い、料理を引き立てる名脇役――それがポワヴラードソースです。」 Chef Hissa アカデミー美味し道 Instagram

ぶどうの品種ガメ

sushi キャビア

奄美大島の天然記念物、オカヤドカリ